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Intake temperature

post date: 2024.07.21

category: スタッフブログ一覧

こんばんは!!

 

今回はエンジンと吸気温度との関係性について

書かせて頂きます。

 

吸気温度とはエンジン内部へ送り込まれる

空気温度の事です。

 

実はこの空気の温度がエンジン出力、

つまりパワーと関係してくるのです。

 

空気は温度が高くなると膨張していきます。

同じ空気量で低温と高温では、

空気体積は高温度の方が大きくなりますが、

含まれる酸素(O2)の量変わりません。

簡単に言ってしまうと酸素密度は

高温なれば低くなってしまいます。

 

本来エンジンはガソリンと空気(酸素)を

組み合わせて爆発をさせます。

吸入される酸素量に応じて噴射するガソリン量を

ECU(CPU)で制御しています。

吸気される酸素密度(量)が多いほど、

爆発力が高くなりよりパワーを得ることが出来るのです。

そのため吸気温度は低いほど良いという事に繋がります。

 

吸気系のカスタム(チューニング)では

吸気効率がメインになりがちですが、

吸気温度についても考えていく必要があります。

 

吸気温度の上昇を抑えるカスタムとして、

エアクリーナーからインテークに

繋がるインテークホースをシリコン製の製品へ交換するや、

エアクリーナーで吸気する際にエンジンルーム内の

熱い空気を取り込まないようにフロントバンパーから

直接吸気できるようにする誘導させる製品を装着するなどがあります。

 

 

 

私のS2000でも吸気温度については悩まされましたので、

バッチリ対策・カスタムいたしました!!

 

吸気カスタムにご興味がある方は、

是非参考資料の一つにして頂ければと存じます!

 

 

nozaki